最終更新日 2024年8月18日
2011年8月にアイスランド旅行で訪問し、2024年6月にフェロー諸島旅行でも乗り換えに立ち寄。
いかにも北欧の都市というきれいな街並み。
国名 | デンマーク王国(日本語)、Kingdom of Denmark(英語)Kongeriget Danmark(デンマーク語) |
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国土 | ヨーロッパ北部のユトランド半島とその周囲の島々のデンマーク、フェロー諸島、グリーンランド。フェロー諸島とグリーンランドは自治権を持っている。 |
民族 | デンマーク人。グリーンランドはカラーリット。 |
宗教 | プロテスタント |
首都 | コペンハーゲン(Copenhagen) ユトランド半島ではなく、シェラン島にある。 |
経済状況 | 一人当たり国内総生産は59,833ドル(PPP、2019年)。 |
時間 | デンマークはUTC+1。グリーンランドではUTC0~-4 |
公用語はデンマーク語。グリーンランドではグリーンランド語。
デンマーク・クローネ(DKK)。ユーロではない。1クローネ=100オーレという補助通貨がある。
日付 | 手段 | レート |
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2011年7~8月 | クレジットカード | 1DKK=\15 |
2024年6月 | クレジットカード | 1DKK=\23 |
2024年6月に訪問した段階では、クレジットカード、それもタッチ決済が広く普及しており、会計の場所にはクレジットカードの端末だけがある。
不要。
コペンハーゲンはデンマーク王国の首都。ヨーロッパ大陸のユトランド半島ではなく、シェラン島にある。いかにも北欧の町という感じで、古い建物だけではなく、新しい建物も洗練されたデザイン。
まず、アイスランド旅行の際に、往復の乗り換えで訪問。2011年8月12日(金)に成田空港から出発した際は乗り換えのみでアイスランドのレイキャヴィクへ行ったが、帰りはレイキャヴィクから2011年8月22日(月)に戻ってきて1泊して観光、翌日8月23日(火)に成田へ向けて出発した。
次は2024年の6月9日(日)にフェロー諸島旅行の往路で1泊、このときは空港のみ。
アイスランドに行く際は、2011年8月12日(金)に成田空港をスカンジナビア航空SK984で11:40発、16:05ごろにコペンハーゲンのカストラップ空港に到着したが、入国せず、そのままアイスランド航空(Icelandair)のFI213でレイキャヴィクに向けて19:45に出発した。
この空港自体は、2001年の11月に北欧の出張で来たことがあった。
帰りに、2011年8月22日(月)にアイスランド航空(Icelandair)のFI212でレイキャヴィクを13:15に出発し、18:15にデンマークのコペンハーゲンのカストラップ空港に到着した。この日は入国し、電車でコペンハーゲン中央駅まで行き、Hotel Alexandraにチェックインした。
フェロー諸島旅行の往路では、2024年の6月9日(日)にスカンジナビア航空SK984のA350-900で羽田空港を11:47に出発して同日18:21に到着。そのまま、空港直結のホテルComfort Hotel Copenhagen Airportにチェックイン。
日本からbooking.comで予約していって、2011年8月22日(月)から8月23日(火)まで1泊。
大通りに面していて、町にも近い。ただ、チェックインしたらなぜか部屋の床がしめってた。うーん。
日本からbooking.comで予約していって、2024年6月9日(日)から6月210日(月)まで1泊。
空港から通路でつながっていて、Clarion hotelを通過した奥にある。
アイスランドをまわってから到着した2011年8月22日(月)、町の中心部のPEDER OXEという店で夕食。野菜サラダは自由にとる形式で、普段はあまり野菜は食べないのに、たっぷりと食べた。アイスランドではやはり野菜は乏しいので、がつがつと食べてしまった。
メインは、これまたアイスランドでは1回も食べなかった牛肉。
さらにデザート。どれにしようかと思ったが、デンマークの伝統的なデザートだということで、Rødgrødというものを頼んだ。ウェイトレスに笑顔で"Good Choice!"と言われたが、これ、ベリーを甘く煮込んだもので、本当にとてもおいしかった。
しめて€410.42。さすが北欧。食後にホテルに帰るとき、電気自動車を見つけた。
一泊した2011年8月23日(火)、日本へ出発前に少し観光。ホテルでチェックアウトして荷物を預け、町の中心部へ。コペンハーゲンの町の中心部はストロイエ(Strøget)と呼ばれていて、歩くのによい繁華街になっている。
街並みはいかにもヨーロッパという重厚な建物が続いている。おもしろいのは街灯で、電信柱はないので、道の両脇の建物を渡してつり下げてある。
街にはやたら自転車が多い。アムステルダムは自転車が多い街として有名だが、それに負けず劣らず多い。車道と歩道の間は明確に自転車道がある。日本で街中で自転車というと元気な男性というイメージがあるが、老若男女問わず乗っていて、それもみんな結構なスピードを出している。
コペンハーゲンでは何をしよう、と思ったら、運河のボートツアーがおすすめと言うことで、乗って見た。街の中心のニューハウン(Nyhavn)から乗ることができる。
ガイドの若い女性が乗りこんで説明してくれるが、デンマーク語と英語の両方で続けて説明するのでとても早口で、年号ぐらいしかよく聞き取れなかった・・・
ボートから眺めておもしろかったのは古い建物、というのもあるが、むしろ現代的な建物。最近出来た建物も近代的なデザインでありながら、街に良くあっている。住宅もガラスを多用したデザインであったり、中まで船では入れるようになっていたり、見ていて飽きない。
有名な人魚像も背中側から見ることができる。
ボートからも見てしまったのだけど、定番の人魚像。てくてくと歩いて行くと、人だかりがしていて、それと知れる。
これで世界三大がっかり制覇。でも、やっぱり一番がっかりだと思ったのは、ブリュッセルの小便小僧だと思う。あれは最初気がつかないで通り過ぎてしまったし、ホームセンターで売っているやつのほうがやっぱり立派だ。
世界三大がっかりというので、あまり期待しないでいったが、思ったよりがっかりではなかった。まあ、普通の像ではあるけど、よくみるとなかなかなまめかしい。
お昼時の衛兵交代のときに行ってみた。ロンドンの衛兵交代の混雑と比較すると、のんびりしている。
時間が少しあったので、ニューハウンまで戻って運河沿いに並ぶレストランGalionenで昼食。運河沿いに船が並び、絵になる風景なので観光客がとても多い。で、観光客向けらしいレストランも非常に多い。
隣の人が食べているフライがおいしそうだったので、指さし注文。味は普通か。ビールも飲んで€169.11。
昼食後ホテルに戻り、預けておいた荷物を受け取り。歩いてコペンハーゲンの中央駅へ。どうでもいいけど、日本にあるANDERSENがコペンハーゲン中央駅の駅前にもある。
帰りも電車でカストラップ空港に行き、スカンジナビア航空のSK983で15:45に出発した。
翌日8月24日(水)の9:35に成田空港第1ターミナルに到着、京成のスカイアクセスで西日暮里まで行き、中央線で吉祥寺まで行って帰宅した。
2024年6月10日(月)の6:20にホテルをチェックアウト、カフェラテと甘いパンを空港で買って、Terminal2に行って、食べた。
チェックインは再度不要で、羽田で発行された搭乗券で良かったが、荷物を再度預けた。Terminal2は結構大きくて、保安検査場も混んでいた。アトランティック・エアウェイズRC465のA320で6:55定刻に出発。空いていて、搭乗率20%くらいか。通路側の席だったが、着陸時には窓側に移動。フェロー諸島のVágar空港に8:15に到着。
グリーンランドは、デンマーク領だが、モンゴロイド系のカラーリットが大半で、独自の自治政府がある。ここに住むのは確かに大変そうな気がする。地名についてはデンマーク語のものが主流だったが、徐々にグリーンランド語に置き換えられているようだ。町は基本的に海岸沿いにしかない。
アイスランド旅行の際に、レイキャヴィクから日帰りツアーに参加して2011年8月20日(土)にクルスク(Kulusuk)を訪問。アイスランドからは飛行機で2時間で行くことができるが、時差が2時間ある。
クルスクの緯度はアイスランドとあまり変わらないが、寒い。これは北大西洋海流の影響の強さの違いのようだ。
参加したのはAir Icelandのグリーンランドへの日帰りツアーで、日本から申し込んであった。結構良い値段がする。
2011年8月20日(土)、ホテルで朝食後、歩いてレイキャビク(Reykjavík)空港へ。この日はレイキャヴィクでマラソンがあるらしく、マラソンランナーがたくさんいた。笑顔で挨拶してくれる人もいる。
レイキャビク(Reykjavík)空港からAir IcelandのNY231で10:10に出発。飛行機はFokker 50で同日10:10にグリーンランドのクルスク(Kulusuk)の空港に到着。機内食を食べた後、ちょっと寝てしまったが、グリーンランドに近づくと、砂糖をぱらぱらとまいたように海に氷が浮かんでいるのが飛行機から見えた。
グリーンランドのクルスクでの滞在時間は4時間。クルスクの集落は空港から少し離れたところにあり、人口は250人だそうだ。
空港で夫婦らしい現地のツアーガイドと合流。他の観光客は、イタリア人の老夫婦の他、ギリシャ、ドイツ、チェコとさまざまな国から来た人がいる。イタリア人夫婦はまったく内容を知らずに参加してしまったようで、空港から歩くのか?ということで車を呼んで村に向かった。
ガイドに引率されてクルスク(Kulusuk)の村へ向けて散策。海に氷が浮かんでいたり、氷河が見えたり、アイスランドよりずっと寒くて殺風景な感じがする。
木はないが、一応草が生えていて、花なんて咲いていたりする。ブラックベリーがあって、かじってみたけど酸っぱい。ちょっと時期が早いとのこと。
丘の上には墓地がある。一緒に参加した観光客の主張によれば、ここはグリーンランドの観光案内に必ず行けと書いてある場所。そういえば、日本のガイドブックにも載っていた気がする。花は全部造花で、奇妙な感じがする。
ちょっとした丘を越えるとクルスクの村が見えてくるが、冬期はこれくらいのところも通行できなくなってしまうことがあるらしい。村はパステルカラーの家が並び、遠目にはかわいらしいのどかな村、という雰囲気。
村の入口には小さな港があり、小さなボートが停泊している。海の中には捕獲したアザラシか何かがロープに結びつけられている。
村につくといきなり解散して自由行動。しかし、何にもない村なので住宅が並ぶ中を少し歩くとすぐに終わってしまう。村の中は飼っているらしい犬が多く、それがアザラシをかじっていたり、吠え続けていてちょっと不気味。道ばたにはゴミがたくさん落ちていて、きれいとは言い難い。
店らしきものも港の近くにスーパーマーケット1つと、観光客向けのお土産物しかない。せっかくなので少しお土産を買った。
港近くには村の人がいるが、観光客を見ても慣れているのか、普通通りに暮らしている。みんなモンゴロイドの顔つきだが、日本人とはちょっと違う。朝青龍が日焼けしたような顔をしている。
再び集合し、村の教会へ。シンプルな教会だが、そこでガイドと質疑応答。のんびりした村だが、船を持っている一部の人は漁業ができるが、それ以外の人は仕事も含めて何もやることがなく、ただ生活保護に頼っているのだという。なんと2/3が仕事がないという状況らしい。さらに、村人を観察すると、金が入るとまずスーパーで食べ物やビールを買う。次に来るときはビールだけを買う。そして金がなくなると、釣りを始める者もいるらしい。楽しむためではなく、金を使ってしまい、生きるために釣りをするのだそうだ。産業もないし、地下資源があるのも内陸の話。問題は多い。
一軒の民家に連れて行かれ、そこで伝統のドラムダンス。かなりお年を召した女性が民族衣装で踊って見せてくれる。タンバリンというか太鼓のようなものを使うのだが、枠を叩いて踊る。踊るというか、いろいろな表情をするので、それがおもしろかった。
その後民家の前の海で、カヌーによる銛打ちのデモンストレーションを見学。これをやっているのは村長さんだというような話を聞いた。
クルスクの見学はこれでおしまい。帰りはボートに乗って海を渡ってショートカットして空港近くまで。流氷を間近に見られて、とても涼しい。どれも水面のあたりがくびれて変な形をしている。
ボートを下りたところから坂を少し上って空港へ向かった。
ガイドからグリーンランドへの到着証明書をもらってから、14:00発のAir Iceland NY232で出発。飛行時間は同じ2時間だが、時差があるので、18:00にレイキャヴィク市内のレイキャヴィク空港に到着した。
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