日本の旅行記

最終更新日 2024年4月6日

ローカル線の長い待ち時間。駅の待合室で、聞こえてくる地元の言葉に耳を傾けてみる。

もし、ここに生まれ育ったら、どんな人生だっただろう、と想像してみる。

「海外旅行ばかりしているけど、国内も良いところがあるよ」と良く言われるのですが、どうしてどうして国内も結構旅行している気がします。

国内は他の情報源も多いので、あっさりとまとめています。出張ではなく観光として行ったもの、ある程度の期間行ったものを中心に整理しています。

関連ページ

旅行記

ブログ赤い風でダイジェストを載せているだけのことも多いので、そちらへのリンクもはっています。

  1. 北海道(2001年8月)
  2. 北海道(知床)(2006年8月)
  3. 松江、出雲、境港(2008年1月)【ダイジェスト
  4. 沖縄(2008年8月)
  5. 九州・佐世保(2010年1月)【ダイジェスト
  6. 長崎(2010年6月)
  7. 松江・石見銀山・萩(2010年9月)【ダイジェスト
  8. 岡山・尾道・松山(2011年1月)
  9. 函館(2011年6月)
  10. 南三陸町(2011年12月)
  11. 青森(2012年8月)
  12. 神戸・大津・長浜(2012年9月)
  13. 南三陸町(志津川、陸前戸倉)(2012年12月)
  14. 平戸・長崎・ついでに福岡(2013年1月)
  15. 徳島旅行(山と海と雨の旅)(2013年8-9月)
  16. 大分旅行(2014年1月)
  17. 福井嶺北旅行(2014年7月)
  18. 釜石・気仙沼・平泉旅行(2014年9月)
  19. 久慈あまちゃんの旅(2014年9月)
  20. 札幌釧路旅行(2014年10月)
  21. 近江八幡旅行(2014年10月)
  22. 岡山兵庫京都旅行(2014年11月)
  23. 秋田庄内旅行(2014年11月)
  24. 広島旅行(2015年1月)
  25. 鹿児島・知覧旅行(2015年7月)
  26. 京都奈良旅行(2015年10-11月)
  27. 山形石巻旅行(2015年11月)
  28. 宮崎大分初詣の旅(2016年1月)
  29. 対馬(2016年4月)
  30. 新潟旅行(2016年7月)
  31. 津和野・山口旅行(2016年10月)
  32. 合掌造りと高岡旅行(2016年12月)
  33. 天草旅行(2017年1月)
  34. 松本と犬山(国宝五天守の旅)(2017年4月)
  35. 能登旅行(2017年7月)
  36. 稚内旭川旅行(2017年9月)
  37. 福島といわき旅行(2017年9月)
  38. 前橋旅行(2017年12月)
  39. 和歌山旅行(2018年1月)
  40. 島原佐賀旅行(2018年4月)
  41. 秋田青森旅行(2018年7月)
  42. 三重旅行(2018年9月)
  43. 静岡旅行(2018年9月)
  44. 佐渡島旅行(2018年10月)
  45. 奄美大島旅行(2018年11月)
  46. 佐原(2018年12月)
  47. 関門海峡旅行(2019年1月)
  48. 伊豆大島旅行(2019年2月)
  49. 八丈島旅行(2019年4月)
  50. 淡路島旅行(2019年6月)
  51. 隠岐(島後・島前)旅行(2019年7月)
  52. 五島福江旅行(2019年8月-9月)
  53. 伊豆半島一周(2019年9月)
  54. 種子島に行こうとして鹿児島旅行(2019年9月)
  55. 種子島旅行(2019年11月)
  56. 京都の1泊旅行(2019年11月)
  57. 八重山旅行(2019年12月)
  58. 徳之島旅行(2020年1月)
  59. 宮古花巻旅行(2022年7月)
  60. 屋久島旅行(2022年9月)
  61. 茨城旅行(2022年12月)
  62. 高知旅行(2023年1月)
  63. 大崎上島としまなみ海道旅行(2023年3月)
  64. 三宅島旅行(2023年4月)
  65. 舞鶴旅行(2023年7月)
  66. 与那国島旅行(2023年9月)
  67. 常磐会津旅行(2023年11月)
  68. 富山旅行(2023年11月)
  69. x銚子旅行(2023年12月)
  70. NEW!新島旅行(2024年2月)
  71. NEW!壱岐旅行ちょっと福岡(2024年2月)

おすすめの旅行先

日本にも魅力的なところがたくさんありますが、ガイドブックで取り上げられるところは偏っていて、まだまだ知られていない気がします。

歴史がある小さな街が好きです。日本の街は、江戸時代の北前船等による物流革命によってそのルートの港が発展し、明治からの鉄道敷設では陸上輸送に切り替わってその要所が栄え、その後も養蚕、鉱業など産業の盛衰の影響を受けてきました。なので、昔の豊かさをそのまま時間を止めたように留めている街がひっそりあったりします。西日本、裏日本が多いですね。

あと、各地の歴史資料館等に足を運んで気がついたのは、これらのほとんどの街が空襲を受けていない、と言うことです。もし、本土の空襲がなければ、もし、1年でも早く戦争が終わっていれば、もっと魅力的な街並みが残っていた、と言うことでしょう。

都道府県 場所 おすすめな理由
青森県 八戸 「のっけ丼」が楽しめる朝市。いちご煮。せんべい汁。横丁がある繁華街。三陸文化を感じる。
山形県 酒田 かつては西の堺、東の酒田と呼ばれて繁栄した庄内平野の港町。1976年の酒田大火で大きな被害を受けたが、かつてを忍ばせるセンスの良い建物が残る。大地主であった本間家の旧本邸は各地に残るお屋敷の中でも飛び抜けて素晴らしく、NHK朝ドラ「マッサン」のロケが行われたニシン御殿もこれを目指して作られたという話。料亭だった山王くらぶもこれまた素晴らしい意匠の凝った建物。
山形県 山形 山形は県庁所在地の街ではあるけども、洋館(擬洋風建築)がいくつも残されており、歩くと楽しい。
東京都 八丈島 名物は黄八丈という織物。八丈島で作られるから黄八丈ではなく、黄八丈が作られている島だから八丈島。南国の雰囲気があり、北の八丈富士は殺風景な火山だが、南の三原山は緑が多く、変化に富む。地元の人が多い温泉を巡るのも面白い。かつては黒潮を渡らなければたどり着けない辺境だったけども、現在は東京の島の中で唯一羽田からジェット機で行ける。
静岡県 伊豆半島 富士山を背景とした西伊豆の海は本当に美しい。松崎という小さな美しい町、ペリー来航の歴史を持つ下田、いくつもの温泉など東京から近いのに見所に溢れている。
新潟県 宿根木(しゅくねぎ) 佐渡島の西南、小木半島の河口の低地に密集して二階建て木造家屋が建ち並ぶ。外観は船の材料を再利用していて地味だが、中は贅沢な作りの家がある。
石川県 能登半島 海があり、山があり、田んぼがあり、日本人がふるさととして思い出す要素がすべて詰まっている。かつて舟運が中心だった時代は栄えたが、陸路の時代になってからは不便なところになってしまった。が、それゆえに懐かしい風景が残されている。
福井県 三国 三国は九頭竜川の河口に形成された川湊で、古い街並み、美しい夕陽、美味しい海鮮。
福井県 小浜 寺が多い、静かな港町。魚が美味しい。若狭塗箸をおみやげに買ってきて毎日使っているけどとても気に入っている。
三重県 関宿 東海道の宿場町が奇跡的に2km近く残っている。距離があるが、のんびり歩いても楽しい。
滋賀県 長浜 「黒壁スクエア」を中心とする美しい町並みとセンスの良い店、焼鯖そうめん。観光まちづくりの教科書にも載る成功事例。
滋賀県 近江八幡 古い街並み、八幡堀巡り、その中に立つ洋館。
京都府 京都 有名どころではあるけども外せないところ。観光地となる神社仏閣もいいですが、街全体のちょっとしたところに見られる美意識や、食べ物も好き。秋の紅葉のライトアップが好き。先斗町も花見小路も好き。
奈良県 奈良 ここも有名どころではあるけども、京都よりものんびりしていて、法隆寺も空いていて良い。
岡山県 高梁(たかはし) 高梁川沿いの山間に美しい街が広がる。半日で回れる小さな街だけどとても雰囲気が良い。日本で天守閣が残っている12城の一つ、備中松山城がある。
岡山県 吹屋 高梁からさらに奥、周囲に何も無い山の中に突然街並みが拡がる。銅鉱山の副産物から作ったベンガラで栄えたが、今はひっそりと赤屋根の家が並んでいる。
広島県 尾道 海を挟んで目の前に向島があり、急な坂にたくさんの寺が並ぶ。ラーメンも美味しいし、ここから始まり、島を伝って四国につながるしまなみ海道もおもしろい。
広島県 竹原 古くは塩田として栄えたが、その後酒造りも行われ、NHKの朝ドラ「マッサン」の舞台となった。時代劇のような街並が残されている。
広島県 御手洗(みたらい) 大崎下島にある港町。江戸時代に潮待ち港として栄え、色里としても栄えた。今は当時を思わせる古い街並みが残る静かな港町。
竹原から船でも渡れるし、呉方面から高速バスで行くこともできる。
島根県 松江 塩見縄手には美しい町並みが残り、松江城のお堀巡りは雰囲気が良く、宍道湖の夕日も素晴らしい。湖畔の島根県立美術館も開放的で良い。
島根県 隠岐 大きな島後と、小さな島三つを主とする島前からなる。離島の雰囲気たっぷりな一方、夥しい神社があって歴史を感じる。内海と外海で地形も海の荒さもまったく異なり、簡単に移動できるそれぞれの島にも個性がある。
山口県 どうしてこんなに残っているんだという美しい町並み。美味しい魚。買いそびれたけども萩焼も個性があって素晴らしい。
山口県 下関 交通の要所として昔から栄え、韓国人街もある。山が海に迫った狭い街には歴史的な建物が並び、唐戸市場で海鮮を食べたり、豊前田で飲んだり、関門トンネルを歩いて渡ったりするのが楽しい。長府に足を延ばして歩くのも楽しい。
徳島県 脇町 徳島県の吉野川に面した街。化学染料の登場まで、藍で栄えた時代の民家が並ぶ「うだつの街並み」。ほとんどの民家が今も使われ、あまり観光地化していない。
長崎県 平戸 のんびりした小さな港町ですが、南蛮貿易時代の影響を受けたカスドースなど不思議なお菓子がある。ヒラメも名物だが、麦わらで包んだ蒲鉾が美味しい。特にアゴ(トビウオ)で作ったもの。
長崎県 島原 天草と並ぶキリシタンの悲劇の歴史を持つ。活発な雲仙がそびえ、江戸時代の島原大変、平成の大噴火を経てきた生活や、近代のからゆきさんの歴史を残す口之津港が印象的。
長崎県 五島 福江には城址と武家屋敷が残り、変化に富んだ海岸線に点在する島内の集落にはそれぞれ教会がある。独特の祭りも興味深い。
熊本県 天草 本土と架橋されて船でも車でも飛行機でも行ける。小さな町にも教会があり、バタ臭い顔の仏像があったり、独特の文化を感じる。
大分県 日田(ひた) 山間にある小さな町ですが、水に恵まれている。天領として栄え、幕末に広瀬淡窓が開いた私塾である咸宜園には日本中から人が集まった。豆田町(まめだまち)は重伝建にも指定されていて、小京都とも呼ばれる雰囲気が良いところ。
大分県 臼杵(うすき) 臼杵藩の城下町。街中には石畳の道が多く残り、臼杵城が中心にそびえ立っている。国宝である郊外の石仏でも有名。
宮崎県 飫肥(おび) 山間にある小さな城下町。きれいな街並みが残されていて、のんびりと歩くのも楽しい。名物の「おび天」も楽しめる。
鹿児島県 奄美大島 佐渡島に次ぐ大きな島。沖縄のような雰囲気と本土のような雰囲気の両方を感じる独特の文化。海は場所によって激しかったり穏やかだったり変化に富み、それなりに賑やかな繁華街もあって、日本版ラム酒のような黒糖焼酎が美味しい。
沖縄県 八重山 日本の最南端の島々。石垣島は繁華街は賑やかなのにそこから外れると離島の雰囲気十分。自然がそのまま残る西表島、昔ながらの生活を守ろうとする竹富島など島巡りが楽しい。

旅行する際の情報源

国内旅行って、いろいろな情報があるようで偏っていますね。

観光情報

ブルーガイドてくてく歩き

今のところ中心に利用しているガイドブック。移動方法が的確で、観光地の情報もポイントを絞ってある。

世界も驚くニッポン旅行100

海外旅行をしまくった夫婦が日本の穴場を紹介している。

トリップアドバイザー

国内の情報はまだまだですが、行っておくべき観光地が分かります。

離島ひとり旅

離島の旅は独特の面白さがあって、中でも魅力的な島を実践的な旅の技術とともに紹介しています。初級、中級、上級に分かれていて、とても行けない島もありますが、写真を見ているだけで楽しいです。

地球の歩き方JAPAN島旅

必ずしもガイドブックが多くない日本の離島それぞれについて、歴史や地勢も含めて魅力的に紹介していて、とても参考になる。海外版とは随分イメージが違う?

トリップアドバイザー

国内の情報はまだまだですが、行っておくべき観光地が分かります。

レストラン・バー

サントリーBAR-NAVI

飲み屋はいろいろな種類があるので難しいですが、落ち着いて酒を飲みたいと思ったときにきちんとしたバーを見つけることが出来ます。

制覇したもの

それを目的に旅行しているわけではないものの、一つの目安として。

全都道府県

全47都道府県に行きました。通過しただけではなく、一応観光はした、という意味で。最後は徳島県でした。

津に行ってすべての県庁所在地にも行ったことになります。

日本三大がっかり

この手のものは、3つめが共通していなかったりするものですが、高知県のはりまや橋は頭一つ抜けている印象。期待に違わぬがっかりでした。ただし、最近改装して水を流したりして残念(?)です。

札幌の時計台はそうも思いませんが・・・。あんなものですよね?

  1. はりまや橋(高知)
  2. 札幌時計台(札幌)
  3. 守礼門(沖縄)、オランダ坂(長崎)など議論あり。

現存十二天守

城に興味があると言うこともなかったのですが、気がついたら7~8行っていることに気がついたので、片付けました。

  1. 弘前城
  2. 松本城
  3. 丸岡城
  4. 犬山城
  5. 彦根城
  6. 姫路城
  7. 松江城
  8. 備中松山城
  9. 丸亀城
  10. 松山城
  11. 宇和島城
  12. 高知城

日本の大きな島20

2018年から鋭意攻略し、コロナ禍で中断したものの、2022年9月の屋久島でついに達成(北方領土はのぞく)。

順位 都道府県 面積(km2) 海岸線長(km) 人口 区分 説明
1-本州227,94210,084103,339,272大陸島
2北海道北海道77,9842,6765,310,559大陸島
3-九州36,7823,88814,524,614大陸島
4-四国18,2982,0913,755,765大陸島
5北海道択捉島3,167662--
6北海道国後島1,489356--
7沖縄県沖縄島1,2074761,224,726大陸島
8新潟県佐渡島85525358,047海洋島
9鹿児島県奄美大島71242659,283大陸島
10長崎県対馬69671631,010大陸島
11兵庫県淡路島593168130,000大陸島
12熊本県天草下島57530190,790大陸島
13鹿児島県屋久島50413212,342大陸島
14鹿児島県種子島44416529,282大陸島
15長崎県福江島32625738,481大陸島
16沖縄県西表島2901292,376大陸島
17鹿児島県徳之島2489427,000大陸島
18北海道色丹島248153--
19島根県島後24215115,500海洋島→大陸島
20熊本県天草上島22614236,153大陸島

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