最終更新日 2001/8/13
夏休みに北海道旅行をしました。北海道は、仕事で2回来たことがありますが、純粋な観光では初めてでした。北海道の魅力にとりつかれました。毎年行きたい!国内旅行もいいですね。ただし、お金は結構かかりました。やれやれ。
羽田空港よりJASで新千歳空港へ。羽田への到着が遅れてちょっとひやひやした。
新千歳空港に、札幌に住む友人に迎えに来てもらい、そのまま車で登別のテーマパークへ。空港に降りたとたんひんやりとして涼しいし、空港から出たとたん、風景が日本ではないような感じだった。
登別のNIXEというテーマパークは、水族館が入った「お城」を中心に、アシカやイルカのショーがあるプールがあるのだが、土曜日の夕方にしてはとても空いていた。大丈夫?というくらい。
しかし、アシカやイルカのショー、特にアシカのショーは相当面白かった。アシカってあんなに器用なんですね。特に、首が上下にすごく動くのはすごかった。イルカショーも面白かったけど、ややアシカショーと比較して単調かな。
夕食は札幌の居酒屋で。ウニを食べた。
札幌の友人宅に泊まったので、札幌から洞爺湖までドライブ。友人に連れて行ってもらった。高速道路で行ったので、途中の室蘭付近のサービスエリアで休憩。眺めがなかなかすばらしい。室蘭港が見える。
サービスエリアから進行方向には山が見えるが、写真の中央の小さな山は昭和新山。色も茶色くて、独特の外観である。
洞爺湖のICから、洞爺湖まで行く国道は、途中が通行止めになっており、湖に行くには大きく迂回しなければならない。洞爺湖に近づくと硫黄の匂いがする。一応、観光客らしき人もいたが、休日にも関わらず、とても空いていた。貸しボート、モーターボートもひまそうだった。湖面にもボートはほとんど見られず。しかし、洞爺湖はとても美しい湖で、涼しいこともあって、快適。温泉にも入ったが、至福だった。皆さん、洞爺湖に行きましょう。
夕食はすすきのでチャンコ!この日もウニを食べた。それとは直接関係ありませんが、すすきのにはお相撲さんがいっぱいでした。巡業があったからかな。そういえば、来るときの飛行機では曙と一緒だったようです。
札幌をたち、旭川に向かった。レンタカーを借りようとしたのだが、店に行った2軒で満車といわれ、ちょっとあせった。結局電話で探して借りたが、カローラ、4WD、カーナビつきというものだった。これがなかなか快適。やっぱり多く売れる車は良く出来ているな、と思った。ブレーキの効き方がガツンとしているところは慣れるまで気になったが(我がレガシーは、踏むと少しずつブレーキが効くのだ)。
札幌からの高速道路、道央道は北海道らしい風景が続く。旭川にはあっさりとつき、そこから層雲峡に向かう。天気が悪くて残念だったが、ロープウェイで登った上から、見た風景は結構豪快。
層雲峡から旭川に戻る間に夕日が沈んでいったが、本当に日本ではないみたいな風景。畑が広がったり、自然そのままの川が流れていたり。道もとても整備されている。
旭川では夕食に鮭のチャンチャン焼きというものを食べた。これは、バターを引いた上にキャベツ、鮭、味噌をのせて焼くものだがなかなかおいしかった。また、泊まったホテルはニュー北海ホテルというホテルだったが、最上階のバーがなかなか良かった。年配のバーテンがカクテルを作ってくれた。マティーニを頼んだところ、ジンが予め瓶ごと冷やしてあって、きりっと冷えたものを作ってくれた。さらに食べたラーメンもおいしかった!!
旭川から、富良野を経由して帯広に向かった。美瑛、富良野と続く風景は緩やかな起伏の丘があったり、とてもすばらしい。あと、自衛隊の装甲車も結構通っていた。
道沿いには休憩所のようなものがいくつかあるが、そこで降りて見た景色もすばらしかった。
有名な富良野のラベンダー畑。ここは結構観光客が多かった。車の3台に1台はレンタカーだった。中国語も目立った。
富良野から帯広へは山を越えていくことになる。人口密度はとても少なそうで、道も直線。これぞ北海道!という感じでしょうか。
ただし、途中、日高山脈を越えるあたりは霧がすごかった。前の車が良く見えないくらい。
帯広には比較的早く到着したが、とにかく道が広い町ですね。駐車場なども広く、コンビにでは、敷地の1/3に建物があって、残りは駐車場、という贅沢なつくりだったりする。トレーラーでも停められるくらい広い。また、居酒屋に駐車場がついているのだが、これはなぞ。
十勝川を見に行ったが、川べりにはほとんど人がおらず、川が流れていく音がするのみ。とてもよい風景だった。
帯広では、ビアレストランでビールを飲み、焼肉屋でジンギスカンを食べた。夕食を2回食べたような感じ。豚丼が食べられなかったのは残念!
帯広からは、「道東道」なる高速道路を通った。この高速道路は帯広付近を走っているだけで、まだ札幌とはつながっていない。将来的にはつながることになっているらしいのだが、着工できる部分から着工したために現在のような形になっているらしい。何でも、「十勝スカスカ道路」とも呼ばれ、昨今の状況の中ではいろいろヤリ玉に上がっているらしい。走ってみたが、とても快適。対向車線の車を数えてみたが、20台くらいはあった。パーキングエリアにとまったが、トイレしかない。駐車場も空いていた。ただし、写真に写っていないところには数台止まっていましたが。
再び日高山脈を越えるときは、すごい霧だった。その後、夕張へのドライブも北海道らしいドライブ。道が一直線に続く。
夕張では炭鉱の歴史などを見学できるテーマパークを見た。炭鉱の歴史、暮らし、そして体験ツアーなどがある。テーマパークの一角には、石炭が地上に露出した部分がある。これは地質学的にはとても貴重なんだそうです。
夕張からは札幌に戻り、レンタカーを返し、札幌であわただしくビールを飲みながら夕食、再び夜の便で羽田空港へと発ちました。
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