最終更新日 1999年11月20日
ハンガリーは、中欧に位置しながら、アジア起源の民族の国である。ヨーロッパの歴史を感じる美しい町並み、パプリカを使った独特の料理、是非もう一度行ってみたい国だ。
国名 | Magyarkeztarsasag(eはウムラウト、最後のaは上にアクセントがつく)、ハンガリー、Republic of Hungary(英語) |
国土 | ドナウ川流域にあり、北にスロバキア、北東にウクライナ、東にルーマニア、南にユーゴスラビア、クロアチア、南西にスロベニア、西にオーストリアと接する。 |
気候 | 大半はCfa、Cfb |
人口 | 約1,019万人(1996) |
民族 | マジャール人(ハンガリー系)98.4%など。 |
宗教 | カトリック、次いでプロテスタント |
首都 | Budapest、ブダペスト、Budapest(英語) |
経済状況 | 一人当たりGNP4,340ドル(1996) |
時間 | 中央ヨーロッパ時間(GMT+1)、ただし夏はサマータイムで1時間繰り上がる。 |
国番号 | 36 |
観光客 | 2069万人(1995) |
よく知られているように、マジャール人はアジア起源である。見かけは金髪・碧眼だが、なんとなく皆親しみやすい顔つきをしている。
公用語はハンガリー語。ウラル・アルタイ語族フィン・ウゴル語派。他のヨーロッパの言葉とは全く異なる感じである。アルファベットであるが、何が何だかわからない。東駅は、Keleti Palyaudvar、はいはigen、いいえはnem。ちなみに、氏名も日本と同じように、氏、名の順になっている。
英語は、そこにいる誰かは話せる、といった程度。外国語といえば何よりもドイツ語のようで、駅などでもハンガリー語の下に、ドイツ語のみが書いてある。
フォリント(Forint, Ft)。1$=200Ftくらい。
必要なし。
ハンガリーの首都。良く知られているように、ドナウ川を挟んだBudaとPestという2つの街から成り立っている。Pestは平らで下町であり、商業的な中心。一方、Budaは、ドナウ川に面した部分が崖となっているゲッレールトの丘(Gellert hegy)、王宮の丘(Var-hegy、aは上にアクセント)がある観光の中心。その間にはゆったりとドナウ川が流れ、夜はライトアップされる橋が架かる。とにかく美しい街。自然の美しさ、建物の美しさ。ドナウビューのホテルに泊まったら、夜景など息を呑むような美しさでしょう。きっと。さらに、街中には温泉がいくつもある。
極めてお勧め。強く推奨。是非また行ってみたいところ。
中欧・東欧一人旅の2番目の国として、1998/9/12早朝に寝台列車でBucurestから到着、3泊して9/15にオーストリアのWienに鉄道で出発した。
中欧・東欧一人旅の1番目の国として、1998/9/12早朝に寝台列車でBucurestから到着した。
東駅(Keleti palyaudvar)から地下鉄M3のFERENC KRT.下車。ごく普通のホテルだが、部屋もきれいで、従業員もフレンドリー。ただし、部屋にねずみが出て、とてもびっくりした。
ロンドンの次に長い歴史を誇る地下鉄がある。おもちゃのようなM1をはじめ、M2、M3という3路線が、Deak ter(aと最後のeにはアクセント)を中心に放射状に広がっている。注意しなければならないのは、それぞれの路線について切符が1枚必要であることで、M1の駅から、Deak terで乗り換えてM2の駅に行くには、2枚の切符が要る。改札はないが、検札は何度か見た。エスカレーターの下などでやっている。
内陸国なので肉料理が中心だが、パブリカを多用したり、トカイワインという有名な貴腐ワインがあったりと、非常にユニークで楽しめる。
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